骨盤の歪み
産後の骨盤矯正
骨盤矯正で体のバランスを整えます

骨盤の歪みについて
骨盤は体の土台となる重要な部分で、ここが歪むと全身のバランスに影響を及ぼします。特に出産を経験した女性は、妊娠中のホルモンの影響や出産時の負担により、骨盤が開いたままになりやすく、様々な不調の原因となることがあります。
骨盤の歪みによる主な症状
- 腰痛や背中の痛み
- お尻や太ももの張り感
- 下半身のむくみ
- 姿勢の悪化(猫背、反り腰など)
- 下腹部のぽっこり
- 生理痛や生理不順
- 便秘や頻尿
- 足の長さの左右差
骨盤の歪みの主な原因
骨盤が歪む様々な要因
出産による影響
妊娠中はリラキシンというホルモンの影響で骨盤の靭帯が緩み、出産時には骨盤が大きく開きます。出産後、適切なケアがなければ、骨盤が正しい位置に戻らず、歪みが残ることがあります。
日常生活の姿勢や習慣
長時間の同じ姿勢(デスクワーク、スマホの使用など)、足を組む習慣、片方の足に体重をかける立ち方など、日常的な姿勢や習慣が骨盤の歪みを引き起こすことがあります。
運動不足と筋力低下
運動不足により、骨盤を支える筋肉(特にインナーマッスル)が弱くなると、骨盤を正しい位置に保つことが難しくなり、歪みが生じやすくなります。
ケガや事故の影響
転倒や交通事故などの外傷により、骨盤や周囲の組織にダメージを受けると、骨盤の位置がずれ、歪みの原因となることがあります。
東洋医学から見たアプローチ
骨盤矯正
一人ひとりの骨盤の状態を丁寧に検査し、その方に合った骨盤矯正を行うことは重要です。優しく安全な手技で骨盤を正しい位置に導き、体全体のバランスを整えましょう。特に産後の方には、体の状態や出産からの経過期間に配慮した施術が重要とされています。
鍼治療
東洋医学の観点から、骨盤周りの経絡(けいらく)の流れを整え、筋肉の緊張を緩和する鍼治療を行うことで、骨盤矯正の効果を高め、持続させることが期待できます
筋肉調整
骨盤を支える筋肉(腸腰筋、大臀筋、ハムストリングスなど)の緊張や弱化が骨盤の歪みに関係していることが多いため、これらの筋肉を適切に調整するマッサージやストレッチが良いとされています。
セルフケア
日常生活で実践できる、骨盤の歪みを予防・改善するためのエクササイズや姿勢の取り方を知ることは重要です。特に産後の方には、骨盤底筋を強化するエクササイズなど、産後の体に適したセルフケア方法を知ることは重要です。
生活習慣の改善
当院では、骨盤の歪みを悪化させる姿勢や習慣について、個々の生活スタイルに合わせた正しい座り方や立ち方、寝具の選び方、日常生活での動作の工夫などを知ることは重要です。